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< ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット >

ゾンビストーリーのパロディということで、初めの方はかなり面白かったのよ。
ゾンビを猫に変えたことで、こんなに笑えるとは思わなかった。

そして猫の扱い方を小ネタで挟んでくるのも好きだった。
身近に猫はいないけど、親戚の家へ遊びに行った時にこの知識を活用しようと思った。

でもねー。いうたらなんやが、話がねー。
わたしそんなにおバカな話は嫌いじゃないんだけど。でもおバカなら、徹底的に
おバカな方が良かったんじゃないかと思うのよね。

話が展開しそうで展開しない。しないかと思うとしそうになる。でも進まない。

そういう状態だったので、後半は「なんだかなー」と思いながら見てました。
全12話の8話で新顔を出して来る意味は全く!なかったと思うよ。
あの女子2人組は今後出て来るわけ?
視聴率が振るわないからテコ入れとしての女子&入浴シーン?

ともあれ、設定命のジャンルじゃないですか、作品として。
そしたらもっと設定は詰めておいて欲しいのよねー。
一番重要な部分である、猫と人間の攻防の条件がしっかりしていないように感じた。

一般的に、猫が常に集団行動をするかというとしないじゃん?
常に人間に寄って来るかというと来ないじゃん?
積極的に近づいて来て、見知らぬ人を舐めまくるというのも、
……まあそういうウイルスだというなら仕方ないけど、それならそれで、
もっとウイルスに侵された猫の特質を前半で上手く描写して欲しいのよね。

最後の方で言及があるまで、ずっと「エサはどうしてんねん」と思っていた。
全体的にご都合主義で不自然な部分が多い。
あんな岩砂漠の真ん中に要塞のような元美術館?(軍の施設とかにしとけばいいのに)
何十人分かの食料を普通車で取りに行って足りる?せめてそこはトラックだろう。
そしてガソリンはどうした。毎日走ってたらすぐなくなると思うが、
猫に襲われると猫になってしまう世界線で、ガソリンスタンドに
ガソリンを運んでくれる人はいませんよね?
他にもまあいろいろと。

でも絵柄自体はアリだなと思った。昔っぽいのか?
世界線は北斗の拳ですかね。他にもいろいろ引用がありましたよね。
小ネタの部分はおおむね面白かったんだけど、話がなあ……
最終回で今さら今後いろいろありますよ、と急に引っ張られても、
それなら今までもう少し話を進めておけと。

ただ――とにかく猫は可愛かったね!猫は手を抜いてなかった!
あれで猫を適当に描いてたら全然価値がなかったから、しっかり描いてあって良かったよ。
ほんとにいろいろな種類。5、6種類でとどめて置いたら作業が楽だったろうにと思うが、
ここらへんはちゃんとやったんだね。えらい。

対照的に人間はむさくるしいおっさんが多かった。まあしょうがないけど。
むさいおっさんとかわいい猫の絵柄が笑えるんだから。

まあ第2シーズンは多分見ないなあ。話が気持ちよく進んでくれる未来が見えない。
むしろ猫と小ネタだけの話にしてくれた方が見るなあ。ヘタにクナギの鈴の秘密が
暴かれるとしても、それに「へーっ!」という面白さを感じるようには思えないし、
またテンポ感が悪いと興味はそそられないしね。

そんなところだ。

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